2026年08月28日
食いしばり・歯ぎしりって何?
皆さん、こんにちは!
山形市嶋北にある歯科医院、タクヤデンタルクリニックです。
まだまだ残暑厳しい季節が続きそうですが、店頭には秋向けの商品が並び始めていますね!
秋の運動会や発表会に向けて、練習に励んでいる方も多いのではないでしょうか。
我が息子も、リレーや踊りの練習が多くなってきたようで、
「かけっこ練習で1番だった!」と報告してくれたり、「見てて!」と、踊りを無音で披露してくれたりしています。
今は、子どもたちの競争心を養いながら、それぞれの得意なことを伸ばしていくような教え方が主流になってきているように感じます。
そんな姿を見ていると、昔、先生から「歯を食いしばって頑張れ!」と言われたことを思い出します。
当時は何も考えず、とにかく一生懸命頑張っていたように思いますが、大人になった今は「歯を食いしばる」という言葉が少し気になるようになりました。

実は私たちは、運動をしているときだけではなく、日常生活の中でも無意識のうちに「食いしばり」や「歯ぎしり」をしていることがあります。
例えば、スマートフォンを見たり操作したりしているとき、家事や仕事をしているとき、集中して作業をしているときなどです。
では、「食いしばり」と「歯ぎしり」は、どのようなものなのでしょうか?
「食いしばり」と「歯ぎしり」の違い
「食いしばり」とは、上下の歯を強くかみしめる状態のことです。
音がほとんど出ないため、自分自身では気づきにくいのが特徴です。
ストレスや精神的な緊張などが関係していると考えられており、日中の集中しているときなどに無意識に力が入ってしまうこともあります。
一方、「歯ぎしり」は、上下の歯をすり合わせる動作のことです。
特に睡眠中に無意識に起こることが多く、「ギリギリ」「ガリガリ」といった音がすることもあります。
ただし、歯ぎしりは必ずしも音がするとは限らず、自分では気づかないまま行っている場合もあります。
どちらも長期間続くと、歯やあごに負担がかかる可能性があります。

こんな症状はありませんか?
次のようなことに心当たりがある方は、無意識に食いしばりや歯ぎしりをしているかもしれません。
・朝起きると、あごが疲れている、だるい
・歯が以前よりすり減っている気がする
・冷たいものがしみるようになった
・頬の内側や舌に歯の跡がついている
・詰め物や被せ物が外れたり、壊れたりすることがある
・家族から「寝ているときに歯ぎしりをしている」と言われた
・仕事やスマートフォンに集中していると、歯をかみしめていることがある
食いしばりや歯ぎしりが続くと、歯がすり減ったり、欠けたりするほか、詰め物や被せ物に負担がかかることがあります。
また、あごの筋肉や顎関節に負担がかかり、あごの疲れや痛みにつながる場合もあります。
日中の「食いしばり」に気づくことから始めましょう!
日中の食いしばりは、まず「自分が食いしばっているかもしれない」と気づくことが大切です。
普段、上下の歯は常に接触しているわけではなく、リラックスしているときには少し離れているのが自然な状態です。
スマートフォンを見ているときや仕事中など、集中しているときに一度、上下の歯が接触していないか確認してみましょう。
もし歯をかみしめていたら、肩やあごの力を抜いて、上下の歯を離してみてください。
「気づいたら力を抜く」ということを繰り返すだけでも、食いしばりを意識するきっかけになります。
また、歯ぎしりは寝ている間に起こるため、自分で気づくのは難しいものです。
家族から指摘されたり、朝起きたときにあごが疲れていたり、歯のすり減りを指摘されたりした場合には、一度歯科医院で相談してみるとよいでしょう。
必要に応じて、歯やあごの状態を確認し、マウスピースなどの対策をご提案できる場合もあります。

「歯を食いしばって頑張る」という言葉は、何かに一生懸命取り組むときによく使われます。
運動やスポーツなどで一時的に歯を食いしばること自体が問題というわけではありません。
大切なのは、日常生活の中で無意識に長時間、歯に力がかかり続けていないかということです。
「もしかしたら自分も食いしばっているかも?」と思った方は、まず普段の生活の中で歯をかみしめていないか、少し意識してみてください。
また、食いしばりや歯ぎしりが気になる方はもちろん、あごの痛みや疲れ、口の開けにくさなどが気になる場合も、一度歯科医院へご相談ください。
歯やあごの状態を確認し、必要に応じて適切な対策をご案内します。
タクヤデンタルクリニックへお気軽にお声がけください!
ではまた、次回のブログでお会いしましょう👋
2026年08月05日
親知らずについて
皆さんこんにちは!
山形市嶋北にある歯科医院、タクヤデンタルクリニックです。
先日、子どもの好きなキャラクターのイベントが開催されていたので、涼みがてらショッピングモールへ出かけました。
駐車場に大きなバスが停まっていたので見てみると、「献血バス」が来ていました。
順番待ちをしている方も数名いて、「献血に協力する方がこんなにいるんだな」と驚くと同時に、とても素晴らしいことだなと感じました。
実は私は昔から注射が大の苦手です。
健康診断で採血をするときも血管が見えにくいようで、毎回看護師さんが苦労して探してくださいます。
そして採血後は腕が腫れてしまうことも少なくありません。
知り合いには「献血が趣味」という方もいますが、私にとっては本当に尊敬してしまう存在です。
皆さんにも「どうしても苦手…」というものはありますか?
注射や高い場所、暗い場所など、人それぞれ苦手なことがありますよね。
歯科医院も、「痛そう」「怖そう」というイメージから苦手意識を持っている方が少なくありません。
その中でも特にご相談が多いのが「親知らず」です。
「親知らずは抜かなきゃいけないんですか?」
「抜くとすごく痛いと聞きました。」
「まだ痛くないけど、そのままでも大丈夫ですか?」
このようなご質問をいただくことがよくあります。
まず知っていただきたいのは、親知らずは必ず抜かなければならない歯ではないということです。
親知らずは、生えている方向や周囲の歯・歯ぐきの状態によって対応が変わります。そのため、「親知らずだから抜歯」と一律に判断することはありません。

例えば、次のような親知らずは抜かずに経過観察できる場合があります。
〇抜かずに残せる親知らず
・隣の歯と同じようにまっすぐ生えていて、歯磨きがしっかりできるもの
・骨の中に埋まったままで、生えてくる可能性が低いもの
・一部だけ生えていても、炎症や虫歯などのトラブルがないもの
一方で、将来的なトラブルを防ぐために抜歯をおすすめするケースもあります。
〇抜いた方が良い親知らず
・横向きや斜めに生えていて歯磨きが難しく、虫歯や歯周病になりやすいもの
・親知らずや手前の歯に虫歯や歯周病があり、周囲へ悪影響を及ぼしているもの
・歯ぐきの腫れや痛みを繰り返しているもの
・歯並びや噛み合わせへ悪影響を与えているもの
さらに、症状が進行している場合には、できるだけ早めの抜歯が必要になることもあります。
〇できるだけ早く抜いた方が良い親知らず
・放置すると親知らずだけでなく手前の歯の虫歯や歯周病が進行してしまう場合
・炎症が強く、腫れや痛みを繰り返しているもの
・周囲の歯ぐきに強い炎症が起きているもの
このように、親知らずは大きく分けていくつかのパターンがあり、一人ひとり適切な対応が異なります。
親知らずは一番奥に生えているため、ご自身では状態を確認しにくい歯です。
「痛くないから大丈夫」と思っていても、実際には虫歯や歯周病が進行していたり、手前の健康な歯まで悪影響を受けていたりするケースも珍しくありません。
また、何度も炎症を繰り返している親知らずは、周囲の骨と癒着してしまうことがあり、抜歯に時間がかかる場合があります。
そのため、症状が出てからではなく、気になる時点で一度診察を受けておくことをおすすめします。
親知らずの状態を正確に判断するためには、レントゲン撮影などの検査が欠かせません。
見えている部分だけではなく、骨の中でどのような向きになっているのか、神経やあごの骨との位置関係はどうなっているのかなどを確認したうえで、安全に抜歯できるかどうかを診断します。
親知らずの抜歯は、すべてのケースが同じではありません。
比較的短時間で終わるケースもあれば、専門的な口腔外科の知識や技術が必要になるケースもあります。
タクヤデンタルクリニックでは、口腔外科専門の歯科医師が親知らずの診断・治療を担当しています。
一般的な抜歯はもちろん、他院で難しいと言われたケースでも対応できる場合がありますので、まずはお気軽にご相談ください。

また、当院では「なるべく痛みの少ない治療」を心掛けています。
抜歯には麻酔が必要ですが、「麻酔の注射が一番苦手」という方も多くいらっしゃいます。
そのため、一部の外科処置を除き、麻酔には超極細の針を使用し、できる限り痛みを軽減できるよう工夫しています。
さらに、少しでもリラックスして治療を受けていただけるよう、院内では心地よい音楽やアロマを取り入れ、季節ごとのお花を飾るなど、緊張を和らげる環境づくりにも力を入れています。
「親知らずが気になるけれど、まだ痛くないから…」
「抜歯が怖くて、そのままにしている…」
そんな方も、まずは現在の状態を知るための検査だけでも大丈夫です。
親知らずは、早めに状態を確認することで、将来的なトラブルを防げることも少なくありません。
気になることがありましたら、ぜひタクヤデンタルクリニックへお気軽にご相談ください。
皆さまが安心して治療を受けられるよう、スタッフ一同しっかりサポートいたします。
健康な歯で、おいしい季節の食べ物をいつまでも楽しみましょう!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!👋