歯がないと噛みづらい以外に何か悪影響はあるのか
虫歯や歯周病で歯を失った場合、抜けたままにしておくとまず食べ物を噛みづらくなり、食事のときに少なからず支障が出てきます。しかし歯がないことによる悪影響は実はこれだけではありません。歯が抜けたままにしておくと、いったいどんな悪影響があるのでしょうか。
■歯がないことで受ける悪影響とは
例えば奥歯の一本を失ったとします。前歯はとても目立つ部位のため、治療を行う人がほとんどです。しかし奥歯で目立たないから、とそのままにしていませんか?歯が抜けてしまった、あるいは抜歯を行ったことで歯を失った場合、そのまま放置することで次のような悪影響が起こります。
・歯を失ったことで隣の歯が傾斜し、歯並びが乱れる
・噛み合う歯がなくなったことで対合の歯が伸び、噛み合わせが乱れる
・全身の健康に影響が及ぶ
・しっかり噛めないため脳の活性化が抑制され、認知症などの原因になる
・発音し辛くなる
・顔の輪郭が変わり、左右のバランスが崩れたりほうれい線が目立つ
このように、一本の歯を失うだけでこれだけの悪影響が及んでしまいます。食べ物を噛み辛いことはよく噛めないことに繋がり、消化不良などを起こしやすくなります。
またよく噛むことは脳の活性化に繋がります。ところが歯を失ってよく噛めなくなると脳への刺激が少なくなり、ボーっとしたり、ひどい場合は認知症へと繋がる恐れがあります。
歯並びや噛み合わせの変化にも大きく関わります。歯がなくなると、支えを失った隣の歯が傾きます。そのため歯並びが悪くなり、歯磨きがし辛くなります。そのため磨き残しが出てプラーク化し、虫歯や歯周病などの原因となってしまいます。
噛み合わせへの影響も懸念されます。噛み合わせは全身のバランスを司る、非常に大切な役割を持っています。歯を失ってしまうと対合の歯が伸び、噛み合わせのバランスが崩れ、頭痛や肩凝りなど全身の健康に影響が出てしまいます。
抜けた歯をそのままにしておくと、見た目にも関わってきます。口元がたるんでしまうと、年齢よりも老けて見られがちになります。左右のバランスが崩れてアンバランスな顔つきになり、法令線も目立ってしまいます。
また首や口元にシワが目立つなど、良いことはひとつもありません。
■たった一本の歯でも、決して放置しない
歯が抜けたことによる悪影響についてご紹介しました。たった一本の歯を失っただけで、これだけの影響が出てしまいます。面倒くさい、これくらい大丈夫などと思っていると、後に後悔する結果を招くことになってしまうでしょう。
抜けた部分を補う治療には部分入れ歯、インプラント、ブリッジがあります。歯科医師とよく相談し、ご自身に最も合った治療法を選択して、お口の中とともに全身の健康を損ねないようにしましょう。
そして歯を失ってしまった原因を考え、今後は歯を失わないようにする努力も必要です。
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