2018年10月26日
メタルボンドとオールジルコニアとの違い
神経まで達した虫歯の場合、根の治療である根管治療を行った後、型取りを行って被せ物を装着します。根管治療後の被せ物には色々な種類がありますが、今回はメタルボンドとオールジルコニアの違いについてご紹介したいと思います。
■メタルボンドとオールジルコニアについて
メタルボンドとオールジルコニアは、どちらもセラミック系の補綴物で、白く丈夫であることが特徴です。ではメタルボンドとオールジルコニアの違いを詳しく説明します。
・メタルボンド
メタルボンドは、金属のフレームにセラミックが焼き付けてある被せ物です。内側の金属は、アレルギーが出にくい貴金属(主に金や白金)が使われている「プレシャス系」と、ノンプレシャス系があります。
表側にセラミックを焼き付け、さらに患者さんのお口の中に自然と調和する色調に色づけることで、馴染みのよい口元に仕上げることができます。
メタルボンドはすべての部位に適用可能です。非常に丈夫で前歯だけでなく、大臼歯など臼歯部にも適しています。またブリッジにも対応可能なため、とても使い勝手の良い補綴物と言えるでしょう。
表側にセラミックを焼き付けていることでプラークが付きにくく、衛生的にも優れています。
メタルボンドの注意点は、ノンプレシャス系の場合、金属イオンが溶け出して歯に色素沈着を引き起こす「メタルタトゥー」のリスクを抱えていることです。これはプレシャス系を選択することで回避できますが、ノンプレシャス系の場合は注意が必要です。
また加齢などが原因で歯ぐきが下がると、歯ぐき付近の金属が露出することがあります。
また噛み合わせの状態により、セラミック部分が欠けたり割れたりする可能性があります。
・オールジルコニア
ジルコニアは、人工ダイヤモンドと言われるほど強度に優れた素材です。オールジルコニアとは、全てジルコニアで作られた補綴物です。
オールジルコニアの最大の特徴は、強度です。金属の補綴物と比較しても同等か、それ以上の強度を誇ると言われているオールジルコニアは、臼歯部でその特徴を発揮します。
大臼歯は噛むために欠かせない歯で、オールジルコニアを装着することで再びしっかり噛む機能を取り戻せます。
またセラミックを焼き付けていない分、割れる心配はほぼありません。メタルボンドのように金属を使っていないため、金属アレルギーやメタルタトゥーのリスクもありません。
ただしオールジルコニアは色調が単調で人工的な白さであるため、前歯には不向きです。
同じジルコニアを使った補綴物で、ジルコニアセラミッククラウンというものがあります。こちらはジルコニアのフレームにセラミックを焼き付けたもので、色調に微妙な変化をつけることが可能です。白く透明感があり、強度にも優れているため、セラミック治療の中では最も審美性、機能性が高い補綴物です。前歯など、全ての部位に適用できるところが、オールジルコニアとの違いと言えるでしょう。
■審美性に優れているのはメタルボンド
メタルボンドとオールジルコニアの違いについてお話をしました。オールジルコニアはセラミックを焼き付けていないため、色調が単調になり、白さもやや不自然であるため、強度を生かして奥歯に使用します。
これに対し、メタルボンドはセラミックを焼き付けているため、色調に変化をつけることができます。審美性という意味では、メタルボンドの方が優れていると言えます。
2018年10月24日
インプラント手術は痛いのか
インプラントは、入れ歯やブリッジと同じように失った歯の機能を回復するための治療のひとつです。インプラントは入れ歯やブリッジの治療と異なり、外科手術を伴いますが、インプラント手術は痛みを伴うのでしょうか。今回は、インプラント手術についてご説明します。
■インプラント治療とは
インプラントとは、失った歯の部分の顎の骨に穴を開け、インプラント体という人工歯根を埋め込んで顎の骨とインプラント体を結合させ、その上に人工歯を装着して機能を回復させる治療法です。
インプラントは見た目が美しいこと、天然歯に近い自然な噛み心地、そして特に特筆すべき点は他の歯に影響を与えないことです。
入れ歯はバネをかける歯に負担がかかり、歯周病になりやすいこと、そして歯がない部分の顎の骨が吸収され、入れ歯が合わなくなることが欠点です。
ブリッジは噛む力は強いですが、健康な歯をたくさん削らなければならないことは大きな欠点です。歯をたくさん削ることにより、歯の寿命が短くなってしまうことはブリッジの大きなデメリットです。
機能面や審美面がメリットと言われているインプラントですが、他の歯に影響を与えず、歯の健康を守ることができることは、インプラントのとても優れた点でもあります。
■インプラント治療に伴う痛みについて
インプラントは外科手術を伴います。手術の際、歯ぐきに麻酔の注射を打つため痛みを感じることはまずありません。インプラントを埋入する部位の周辺に麻酔の注射を打ち、痛みを感じないよう麻痺をさせてから処置を行います。
インプラント手術は部位や本数によりますが、およそ30分~1時間程度で手術は終わります。その間は麻酔がしっかりと効いているため、心配しなくても大丈夫です。
手術の途中に痛みを感じた場合、麻酔の注射を追加することができるため、安心して治療を受けて下さい。
麻酔の注射を歯ぐきに刺す際の痛みが苦手な方も多いと思います。ほとんどの歯科医院では、表面麻酔というゲル状の麻酔を歯ぐきに塗り、感覚を鈍らせてから針を使った麻酔を打ちます。
麻酔の効果は2時間程度で終わります。麻酔の効果が切れると手術後の痛みを感じるかもしれませんが、抗生物質とともに痛み止が処方されます。麻酔の効果が切れる前に痛み止めを飲んでおくとよいでしょう。
インプラント手術は一次オペと二次オペという術式が一般的です。一次オペはインプラント体を顎の骨に埋め込むため、やや時間がかかる手術です。
これに対し二次オペは、顎の骨とインプラント体の結合が確認できた後に行う手術で、歯ぐきに埋め込んだインプラント体の連結部分を露出させるための小さな手術です。一次オペと同じように麻酔の注射を打って処置を行うため、痛みを感じることはほとんどありません。術後の痛みも、一次オペに比べると軽い場合がほとんどです。
インプラント手術と聞くと、怖いようなイメージを持ってしまうかもしれません。しかし抜歯や神経を取り除く治療でも痛みは伴い、麻酔の注射を使って治療を行うという意味では大きく変わりません。痛みを感じないよう、しっかりと麻酔を効かせてから治療を行いますので、安心してください。
2018年10月23日
最近の出来事🎃🍭👻
こんばんわ!!
タクヤデンタルクリニック歯科助手の木村です。
10月も下旬となり朝夕寒い日が続くようになりました。
日中は少し暖かい日もありますが、皆さん寒暖差で体調崩されていませんか?😷
さて今回は最近の出来事についてお話します!
先日タクヤデンタルクリニックで共に働いていた
受付の大沼さんがT’sデンタルオフィスへ異動となりました。
そんな大沼さんから一言✍
「みなさんこんにちは😃受付の大沼です。約半年間タクデンで働かせていただけたこと、本当に嬉しく思います。この度、姉妹医院のT’sに異動することになりましたが、タクデンで学んだことを活かして頑張ります!
患者様の笑顔に何度も元気をもらいました!私も皆様の心の支えとなれるような受付になりたいと思いますのでこれからもタクデン、T’s共によろしくお願い致します😊」
ということで、タクデン出勤最後の日は皆でプリンを食べてメッセージをプレゼントしエールを送りました🇯🇵
大沼さんの仕事ぶりはタクデンでとても助かっていました😭
お別れではないので、T’sでも精一杯頑張って下さい💪🏻
あともうひとつはハロウィンです🎃👻💗
もうすぐハロウィンですね👻
今タクヤデンタルクリニックでは待合室、診療室共にハロウィンの装飾をしております😆
ぜひそういった装飾も見てみて下さい👀
ハロウィン当日には、なにかいいことあるかも?😳
ぜひお楽しみに〜✨
タクヤデンタルクリニックでは患者様の笑顔の為に日々
皆で様々なことを考えています🤔💭
四季の装飾などにもぜひ注目してくださいね🙆🏻♀️
今後もタクヤデンタルクリニックをよろしくお願い致します🙇♀️
2018年10月22日
インプラントを長く安心して使うための維持費用について
自分の歯と似た感覚で食べ物を噛み、見た目も自然なインプラントは、治療後のメンテナンスが非常に重要です。メンテナンスをきちんと受けるかどうかでその後のインプラントの寿命が変わると言っても過言ではありません。では気になるメンテナンスの費用ですが、いったいどのくらいかかるのでしょうか。
■インプラント治療後のメンテナンスの大切さとは
インプラントの維持費用についてお話をする前に、なぜインプラント治療後のメンテナンスが重要なのかについて触れておきましょう。
インプラントは、失った歯の部分に人工歯根であるインプラントを埋め込み、その上にセラミッククラウンなどの人工歯を装着して機能を回復させる治療法です。
インプラント治療後に最も気を付けなければいけないのは、インプラント周囲炎です。インプラント周囲炎とは、歯周病と似た症状でインプラント周囲の歯ぐきの腫れや出血といった炎症が起こる症状です。
インプラントは人工歯のため虫歯にはなりません。しかし歯ぐきや歯槽骨といった、歯周組織に炎症が起こる歯周病リスクは常に気を付けなければいけません。
特に歯を失った原因が歯周病の場合、インプラント周囲炎のリスクと常に背中合わせといってもよく、お口の中の衛生状態が悪くなるとインプラント周囲炎になる可能性が非常に高くなります。
インプラント周囲炎は歯周病菌により引き起こされ、感染すると歯ぐきの腫れや出血、さらには歯槽骨が吸収されてインプラントがぐらつき始め、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまうことになります。
抜け落ちたらまたインプラントを埋め込めばいいのでは?と思うかもしれませんが、インプラント周囲炎によるインプラント脱離を起こした場合、顎の骨がかなり吸収されて薄くなった状態のため、インプラントの再治療を行おうと思っても、インプラント結合させ支えるほどの骨が不足しています。
骨を増やす手術などもありますが、費用も時間も多くかかってしまい、結局入れ歯になってしまうケースがほとんどです。
インプラント周囲炎にならないためには、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせないのです。
■インプラントを維持させるための費用について
インプラント治療後の定期メンテナンスは、歯科医院や患者さんの口腔内の状態により異なりますが、4か月に1回の割合で定期メンテナンスを勧めているところが多いようで、メンテナンスの費用は、およそ5,000円程度です。保険適用の定期メンテナンスと比べると、5,000円は高いと思われるかもしれません。
しかし高額な治療費を出して手に入れたインプラントを長持ちさせるためには、歯科医院が定めた期間でのメンテナンスは絶対に必要なのです。4か月に一度のメンテナンスの5,000円と、インプラント周囲炎になりインプラント体が脱離した場合の治療費と比較するとよくおわかりになると思います。
またメンテナンスを受けることでインプラントだけでなく、お口全体の健康維持することが可能となります。
インプラントは第二の永久歯とも言われています。安心して長く使っていただくためにも、定期メンテナンスは必ず受けるようにしましょう。
2018年10月21日
ミーティング
こんにちは!!🎈
タクヤデンタルクリニック
歯科助手の原田です💖
今回は月1回行っている姉妹医院
T’sデンタルオフィスとのミーティングに
ついて書きたいと思います😌💭💕
毎月1回午後から休診を頂いて
ミーティングを行い勉強会などをし
もっと良い医院になるように
話し合いをしています💖👍🏻😆
月に1回しか集まれないので
ミーティングの日はみんなで仲良く
お弁当を食べます😋🍴✨
理事長いつもおいしいお弁当
ごちそうさまです🍱😭🌟
今回のミーティングではセミナーに行った
発表を聞き勉強会をしました✐☡🤩
彩優会のみんなは理事長を始めみんな
勉強熱心でたくさんのセミナーに行って
常に勉強をしています😘
これからも彩優会全員でより良い医院に
なるよう頑張って行きますので
よろしくお願いします!!!